図解ITガバナンス · 第2章 補足

文化比較マップ。6つの軸で、19か国を並べる。

国によって、伝え方も・決め方も・時間の感覚も違います。本書の第2章では、その違いを Meyer の6次元でとらえました。書籍では紙面の都合で主要国の簡易版を載せています。ここはその詳細版で、19か国すべてを、線を触りながら読み解けます。

軸は Meyer、数値は Hofstede。横軸の6つの見方(伝え方・決め方など)は Meyer の枠組みにならい、各国の位置は Hofstede の6次元の公表値をもとに、著者が線形推計したものです(実測値ではありません)。Meyer 自身は国別の数値を公表していないため、数値には Hofstede の公表値を用いています。傾向をつかむための地図であって、国に優劣をつけるものではありません。出典は最下部に記します。

6つの軸

6つの軸で各国を考察。

上に行くほど一方の性質、下に行くほど反対の性質。0〜100 は程度で、どちらが「良い」ではありません。

伝え方

言葉で明確に文脈で察する

上下関係

フラット階層的

決め方

合意で決めるトップが決める

信頼の築き方

仕事ぶりで人間関係で

反対の伝え方

率直に対立対立を避ける

時間感覚

きっちり柔軟に

本で扱う6か国

本書に登場する6か国の図。

薄いグレーは19か国すべての線。そこに各国の線だけを濃く重ねました。どの軸が高く、どの軸が低いか、国ごとの形が輪郭として見えてきます。

数値で見る

全19か国 × 6軸の、もとの数値。

図がうまく読めないときは、こちらの表をどうぞ。本で扱う6か国は色を変えています。

出典と方法

数字の、うしろ側。

枠組みは Meyer, E. (2014) The Culture Map, PublicAffairs の6次元。スコアは Hofstede の6次元の公表値(geerthofstede.com「6 dimensions for website」version 2015-08-16)をもとにした著者による線形推計であり、測定値ではありません(Meyer は国別数値を公表していません)。イスラエルの IVR は公式データ欠損のため 50 を代入、ポルトガルの UAI は 104 を 100 にクランプしています。本図は書籍『図解ITガバナンス』(鶴田信太郎・技術評論社・2026年)の第2章の内容にもとづく、Web版の詳細図です。

根拠資料をダウンロード変換式・信頼度・注記・入出力データの全体(PDF) ← 書籍ページに戻る